化石遊歩道ぶら散歩で発見!

“昔ばなしの里” の入口の反対側に、福地山への登山口があります。
目印は、化石の里の石碑。その石碑の左を登っていくと、前方に、登山口入口と化石遊歩道の2つの道標。
約30年前には隣接する登山道とも繋がっていたそうです。
1周約400m程なので、本格的な登山スタイルでなくて、軽装でも安心して散歩ができます。遊歩道には3つのポイントがあり、何が見れるのか探してみましょう。

化石遊歩道を探索 出発!
遊歩道には所々、階段や手すりなどもあり安心です。
所々に大きな岩肌が、ただの大きな岩だと思ったら大間違い!これは石灰岩と言い、化石が含まれる岩だそうです。もしかしたら発見できるかもと思い早速探してみます…が、なかなか見つけられません。
A)層孔虫エリアへ
模様なのか土汚れなのか化石なのか・・・一生懸命探していたら、ついにそれっぽいものを発見!!白い点々としたのがありました。
確認してみると【層孔虫(ソウコウチュウ)】という、恐竜の生きた時代より更に昔の古生代と中生代に生息していた海生動物だとか。
B)黒色石灰岩エリアへ
このポイントにある大きな岩は、黒色石灰岩という石です。
黒色は主に有機物に起因すると言われており、なんと福地の黒色石灰岩には三葉虫が含まれているかもとの事ですが、残念なことに三葉虫などは石の中にあるのがほとんどだそうです・・・見つけたかったが残念!(割ったりすることは禁止されています)
頂上、C)ハチノスサンゴエリアへ
だんだん夢中になり、他にも見つけたくなったので少し頑張り一番上のCポイントへ。なかなか見つけるのは簡単ではありませんが、集中して見ていきます。
一番上は行き止まりなので先に人がいないか確認して登ってください。
化石 発見!!
持参のじょうろで岩肌を濡らしながら探してみました、なんと大きな化石を発見。【層孔虫(ソウコウチュウ) 】とは形が違うなと確認すると・・・【ハチノスサンゴ】だそうです。
ただ、ハチノスサンゴの側面なので見分けにくいですが、よく見ると化石館で見たものと形がそっくり。今日一番の発見です!スマホで記念写真をパシャリ!!
散策 終了
化石遊歩道に入ってから、化石探しに夢中になりあっとゆう間に時間が過ぎていきました。
普段、展示してある化石は、ちゃんと磨いてあるので分かりやすいのですが、実際に歩いて見つけるのは難しい一面、探す楽しさも相まって、発見したときは嬉しさ倍増です。最後に、じょうろを萬葉館に返して散策終了です。
※この遊歩道からの石の持ち出しや割る行為は禁止されているのでご注意下さい。
もう一度、化石館へ
自分が発見した化石がなんだったか、詳しく知りたい場合は、もう一度、化石館に寄ってみるといいですよ。写真に納めた化石の模様から、もしかすると大発見があるかもしれません。

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